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ディープウェブであった怖い体験談・・・


ディープウェブで実際に起きた怖い体験をご紹介!

ディープウェブ(深層web)は、一般の検索エンジンでは探すことのできないサイトや情報データの集まりといわれており、その中をのぞくには専用ブラウザが必要になります。
ごく普通にグーグルやYahoo!といった検索エンジンで探すことができない場所なので、警察や政府の規制が入りにくいという特質を持っているのです。
ディープウェブの大多数は実害のないサイトや情報が多いのですが、その中でも「ダークウェブ」という最下層では、犯罪組織のHPや薬物・銃器、盗まれたIDなど実にさまざまな違法な取引が行われており、ウィルスに感染させられたり、ハッキングされて個人情報を盗まれてしまうこともあります。
今回はそんなダークな世界のディープウェブで実際に起きた恐怖体験をご紹介していきます。
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『Kill My Husband(キル・マイ・ハズバンド)』

とある学生が友達からディープウェブの話を聞いて興味を持ってしまい、帰宅してからディープウェブにある危険なサイトをのぞ供養になってしまいました。
そしてある日、ディープウェブの中の最下層、ダークウェブにある殺人依頼や殺し屋を雇えるようなサイトを見ていた時のことです。
偶然『Kill My Husband(キル・マイ・ハズバンド)』というページを見つけ、表示されている文章を読んでいると、内容は浮気した夫を殺してほしいという女性からの依頼文と、女性の夫の特徴などが事細かに書き込まれていました。
また夫の左腕のタトゥー画像、さらに夫の所有している車の画像まで掲載されていたそうです。
しかしこの写真を見た瞬間、学生は夫のタトゥーや車の画像を見て自分の父親のものと同じことに気づきます。ちょうど両親が離婚するかどうかという状態で、この依頼者が自分の母親であることをに気づいてしまったのです。
恐怖に駆られながらも、学生は母親にごく自然にディープウェブの話をしてみましたが、母親は噂では知っているが自分で実際に見たことはないと言い、しばらくしてから『Kill My Husband(キル・マイ・ハズバンド)』のページはディープウェッブ上から消えていたそうです。
幸いなことに、父親が殺されることはありませんでしたが、父親の車が車上荒らしにあったそうです。
サイトに掲載されていた画像や人相、身体の特徴といったもので父親とわかってしまったときの恐怖はすごいものだったでしょうね。実の母親がそこまでやるなんて普通は想像できないでよう。
しかし、ここで疑問なのは本当に母親がディープウェッブでこの『Kill My Husband(キル・マイ・ハズバンド)』というページを作ったのかどうかです。
ネットに疎い人だと、ウェッブ上の単独ページを作るのも一苦労しそうですが、それ以前にどうやってアクセスしたのかも気になるところですね。
もしかしたらこの学生が学校に行ったり外出している時に、勝手にPCを触って偶然殺し屋を雇うようなページにたどり着いたという事も考えられますが、母親にページを作るだけの実力があったのでしょうか。知り合いに頼んでページを作ってもらったとも考えられますが……。
逆に父親の浮気相手がページを作ったとも考えられるなと考えることもできますが、母親にディープウェブのことを聞いた後にページが消されているとなると、やはり母親がこのページを作ったと考えるのが自然でしょう。
『人体実験サイト』

どちらかというとダークウェブよりな位置づけになりそうな『人体実験サイト』というものがディープウェブには存在します。そのタイトル通り、人体実験についてのサイトで、さまざまな人体実験の結果やレポートが画像や動画付きで掲載されているサイトです。
人体実験といっても、ごく普通の人が思いつくような優しいものではなく、内容が狂人めいたものまで存在しています。当然その画像や動画は、ホラー映画などでグロになれている人でも吐き気を感じてしまったり、トラウマになってしまうほどのショッキングなものが多いそうです。
何かの偶然でこの人体実験サイトを発見した男性が、サイト内をのぞいて驚きました。そして勢いでサイト内にあったチャットボックスに
「このサイトを警察に通報する」
というようなメッセージを管理人に送ります。
すると、意外なことにサイト管理者から返事が来ました。
「君の名前は〇〇だね。住所は××だね」
と、管理人はこちらの名前と住んでいる場所を特定してきました。男性は驚いたもののとっさに間違っていると答えます。
ややあって相手から来た返事には、番地まで正確な住所が記載されていたそうです。
その後の男性と管理人とのやり取りや、男性に実害があったのかは謎ですが、おそらく相手にPC経由で個人情報を盗まれてしまったのでしょう。
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『Black Pages(ブラック・ページ)』

とある男性がディープウェブにアクセスして、さまざまなページを閲覧していました。
そして気が付くと『Black Pages(ブラック・ページ)』という名前の、とても不気味で気味の悪いHPにたどり着きます。
そのHPは背景が黒、赤と黄色を使ったリンク集があるだけでした。
赤い文字のリンクをたどっていくと、「殺し屋の紹介」のような明らかに犯罪が絡んでいると思われるリンクばかりのページに飛ばされてしまいました。
黄色い文字のリンクは「秘密結社のチャット」というリンクのあるページへ出ます。ここで男性はチャットルームに行くリンクをクリックしますが、とてつもなく長い時間のローディング(データ読み込み画面)があった後にチャットボックスが出現しますが、真っ黒だった背景が暗い部屋からこちらを凝視している、仮面をつけた人間の姿が現れたのです。
しかし、さらなる恐怖が男性を襲います。
なんと、PCのモニターには自分自身の顔画像も表示されていたのです!どうも、画面の向こうにいる仮面の男性が遠隔操作でPCのカメラを操作していたために表示されたようした。
怖くなった男性は画面を閉じようとしますが、肝心の『閉じる』ボタンが消失しており、強制終了も効かない状態になっています。慌てていると、仮面の男性らしき声が聞こえてきます。
仮面の男性は「自分にはお前の姿が見えている」と言った後、男性の名前を告げます。男性はPCの電源スイッチを長押しして強制終了させることで、ようやく『Black Pages(ブラック・ページ)』から逃げることができました。
しかし、恐怖体験はこれで終わりではありませんでした。
2週間ほどたったある日、男性の元に一通の手紙が届けられます。手紙には差出人の名前が書かれておらず、開封して手紙を読んでみると
『二度と戻ってくるな』
とだけ書かれていたそうです。
恐らくこの男性は、『Black Pages(ブラック・ページ)』にアクセスしたときの長いローディング時間に相手からハッキングを受けてしまい、自分のPCを乗っ取られてしまい、住所などの個人情報を抜かれてしまったと考えられます。
ディープウェブやダークウェブにアクセスするために使用する専用ブラウザは、IPアドレスなどをごまかし、外部からわからなくする仕組みになっていますが、レベルの高いハッカーにかかってしまえば、すぐに本当のアドレスなどを知られてしまいあす。そしてPCを乗っ取られて個人情報を抜かれてしったという実例でしょう。
『我々には君が見えている』

この話の始まりは、彼女が『様々な人たちによるいろんな考え』というWebページにアクセスしたことです。
このページのコメントに時書き込まれている情報源を調べて、コメントを書いた人のIPアドレスを全て収集、一体何がこのページに人を集めたのかその理由を突き止めようとしたのです。
そうして彼女なりに調査をしていたのですが、ある日不気味なものを発見してしまいます。
彼女がたどり着いたのは、HTMLファイルとTIFF画像が大量に含まれたディレクトリ構造のWebサーバーを発見したのです。
コマンド入力でDNSなどを調べようとしても表示されず、サーバーのある場所を特定しようとしましたが、途中までしか調べることができませんでした。
サーバーに置かれていたHTMLファイルは、精神科医・心理学者といった職業の人たちと思われる足跡が見えたそうです。また医療関係者・軍隊といった存在も見え隠れしていたとか。
サーバー内にあるサブディレクトリから親ディレクトリへと戻り、サイト内を閲覧していると新しいHTMLファィルがあるのに気付きます。そのファイルのタイトルは「やあ、どうも」というような挨拶のような名称で、中を確認すると「我々には君が見えている」とだけ書かれていました。
この文字は全て英語の小文字で書かれており、ファイルを開いた15秒後にサーバーが落ちてしまいサイトを閲覧することができなくなったそうです。
ディープウェブは政府機関も利用していることがあります。この体験をした彼女は、もしかしたら政府の機密事項的な何かか、医療界の特殊なページにたどり着いてしまったのかもしれません。
しかし、サーバー管理者も一般の人が入れるようなサーバーの作りをしていた可能性もありますね。この後日談はないのですが、彼女の身に何も起きていないことを願います。
『忘れられた者たちの集合所』

2ちゃんねるに出入りしていた男性が、初めてダークウェッブに潜り込んだときに、恐ろしい体験をしています。
この男性は専用ツールを使ってダークウェブに潜り込みました。「違法」というキーワードで検索してみると大麻などの薬物販売や赤ちゃんのオークション、人体実験、秘密社交チャットなどといった、明らかに犯罪行為と思われるようなものばかりヒットして驚いたそうです。
そして一通り検索結果を見て、一番下にあった『忘れられた者たちの集合所』というリンクをクリックしてしまいます。この時、男性は専用ツールを使用しているから個人情報がばれることがないと思っていたそうです。
『忘れられた者たちの集合所』のリンクをクリックしてから20秒経っても画面は真っ黒なローディング(読み込み)状態で、画面をスクロールしたりクリックしても変化がなく、気が付くとブラウザの「閉じる」や「最小化」アイコンが消えていることに気づきます。
この時ショートカットも使用不可能になっていたため、強制終了コマンドも使えず、ブラウザを落とすとなるとPCの電源を落とすしかありませんでした。
そうして長い時間が経った後、黒い画面の中にゆっくりと白黒写真が映し出され写真と思われる画像が少し動いていることに気づきます。しかし暗すぎて写真をはっきりと確認することが難しい状態でしたが、窓から日差しが入り、カーテンが揺れていること、床がフローリングという事はわかったそうです。
そうして30分も根気よく待っていると、ようやくローディングの文字が消えますが、画面は薄暗い部屋の窓際だけが映っているだけでした。
カーソルを画面の上に移動させると英語で「呼ぶ・食べる・指示・自殺」といったメニューが現れますが、意味が分からずとりあえず「呼ぶ」を選択すると、窓から少し離れたところに人影が現れます。その人物はマスクをつけ、椅子か何かに座ってカメラのほうを見ているようでした。
「呼ぶ」をクリックした後すぐに小さなチャットウィンドウが現れ指示を入力するように促された男性は、自己紹介と入力すると、それはできないと相手から音声で返事がきます。
住んでいる場所を聞くと「北欧」とは答えますが、性別や誰の部屋なのかといったことには答えてくれず、急にこちらを指さし「お前こそ誰だ!」と強い口調で言ってきたそうです。
マスクの男性は「このサイトがどういうサイトなのか知っているのか?」と聞いてきたので、「知らない」と答えると、マスクの男性は支離滅裂なことを言いはじめ、男性はひたすら謝っていたそうです。
そうしているうちにマスクの男性は部屋のカーテンを閉め、「逃がさないよ××くん」と、その男性の本名を言い当てたそうです。怖くなった男性はすぐにPCの電源を落としサイトから離れました。
しかし数日後に発信元不明の電話が来ます。出てみると、『忘れられた者たちの集合所』の男性の声で「忘れない」と言われたそうです。
その後の話はネット上に上がっていないようですが、ローディング中に相手からアドレスを特定され、PCなどに潜入されて個人情報を見られた可能性は捨てきれませんね。
しかし、この男性がアクセスしたサイトは一体なんだったのでしょう?会話中に仮面の男性は見世物ではないような話をしていたそうですが、メニューに「自殺」とあるのは…?
この時指示で「自殺」を指示していたらと思うと、怖いですね。
何があっても自己責任!ディープウェブは安易に行くべきところではない!

今回はディープウェブにアクセスした人の怖い体験談をご紹介しました。特別な専用ブラウザでIPアドレスやアクセス経路をごまかしたところで、ディープウェブやダークウェブの住人達には無意味なものです。
知らないうちにマルウェアを仕込まれて情報を抜き取られたり、PCがハッキングにって個人情報を盗まれてしまうことも珍しくない場所です。
ディープウェブやダークウェブは安易に訪れるべき場所ではないということ、また行くときは自己責任になることを覚えておいてください。