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インターネットの闇世界深層web!
インターネットの闇の世界と言われている「深層web」をご存知でしょうか?別名「ディープweb」ともいわれていて、特殊な検索エンジンがなければ見ることができないwebの裏世界です。
この深層webにはごく普通の人には無縁な危険な情報や、ダークサイドなサイトがたくさん集まっているといわれています。今回はこの深層webについて迫っていきたいと思います!


「深層web」とは?

一般家庭にインターネットが普及していて、誰でもネット上でいろいろな情報を手にすることができます。しかし深層webについて詳しく知る人はごくわずかです。
普段私たちが日常的に使っているグーグルやYahoo!などの検索エンジンを使用して表示されるサイトのことを「表層web」と言います。一般人のブログや、企業のサイト、通販サイトなどといったものがこの表層webに該当します。
しかし、深層webはグーグルやYahoo!などの検索エンジンで検索することができないサイトのことをいい、「ディープweb」という呼ばれ方をすることもあります。
この表層webと深層webの比率は、1:9という説があり、実際にその数を数えることは困難なことですが、深層webは表層webの数百倍ともいわれています。
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「深層web」のすべてのサイトが危険なのか?
検索エンジンに引っかからないということで、ダークサイドなサイトも多いですが、深層webのサイトが全て危険なものというのは間違った認識です。
個人のブログやHPなど特に危険性のないサイトでも、プライベートを不特定多数の人に見られたくないと検索エンジンから外すようにしているサイトやブログがあります。
また企業などでは、内部資料や企業内の重要なデータ(顧客情報など)を外部から検索できないようにしていることがほとんどです。
政府の機密情報などのデータベースも深層web扱いとなります。
こういったものも検索されないことから深層web扱いされているため、実際に危険性のあるサイトは想像よりも少ないといえるでしょう。
「深層web」にある危険なサイトとは?
深層webの中には危険なサイトも存在します。危険の度合いや種類はさまざまですが、訪れた人がウィルスに感染したり、ハッカーやテロリストの交流の場、違法な取引を行うサイト、児童ポルノ関係などがあります。
普段私たちの使っているグーグルやYahoo!などの検索エンジンで検索されるサイトは、警察やサーバー運営者などによって適切な取り締まりが行われています。
しかし深層webにあるサイトは、こういった取り締まりを行う存在がいないため、やりたい放題で危険なサイトが存在しているのです。深層webの中でも特に危険で犯罪性のあるものを「ダークウェッブ」と世間ではいっています。
「深層web」はどうやったら覗くことができる?
深層webにアクセスするには「Tor」という特別なブラウザを使う必要があります。この「Tor」は簡単にいうと、アクセス経路を隠してくれるツールです。
深層webは危険なサイトにつながる可能性があり、犯罪を助長するともなりかねませんので、今回は使い方については詳細をお教えできません。しかいネットで調べてみると一部サイトやブログなどでは使い方などを解説している所もあるようです。
専用ブラウザは「Tor Browser」が主流
深層webにアクセスするのに最も簡単な方法は「Tor Browser」という専用のブラウザを使う方法です。
しかし、このブラウザを使っても目的のサイトにたどり着くまでにはかなりの数のリンクを踏まなければならないことが多く、すぐに目的のサイトを見ることができるとは限りません。
「深層web」のサイトのドメインは「onion.com」
これも一般に広まりつつある話ですが、深層webのサイトの多くは「onion.com」というドメインを使っています。この「onion.com」というドメインは、サイトの管理者によってアクセス制限のある時間帯があったり、更新が止まっている、リンクを多数辿らないと目的のページにつけないような作りになっているサイトがほとんどのようです。
専用ブラウザを使っても危険性は変わらない?
通信経路を隠すといっても、深層webにいるハッカーなどはプロ集団といってもいいレベルの人もいるため、安易にアクセスすると、個人情報を抜かれてしまったり、住所を特定されるなどといったことが起こりかねません。
また目的のサイトに行くためにリンクを踏んでいるうちに、気が付かないうちにウィルスがパソコンに侵入してしまうケースもあります。
インターネットやパソコンの知識に乏しい人は深層webにアクセスすると、悪意のある人達の餌食になってしまう可能性があります。
もしもアクセスするつもりなら、自己責任になるということをお忘れなく。
スマホ用の専用ブラウザもある
スマホが一般家庭に普及した現在では、深層webにスマホからもアクセスできるよう、有料の「Onion Browser」というブラウザが存在しています。
こちらも個人情報を守るためにさまざまな設定を利用者がせねばならず、スマホの操作やネットに疎い人には扱えないレベルの物になっています。
「深層web」ではビットコインで支払いをする

深層web上でショッピングを行ったり、金銭のやり取りが発生することがあります。支払いは表層webとは違いビットコインが主流となっています。
深層webではハッカーなど危険な存在もいますが、コンピューターウィルスなどが仕込まれる可能性もあるため、スマホ決済や銀行口座のやり取りなどは行わないのが常識となっています。
ハッキングされて情報を盗まれてしまえば別ですが、ビットコインは普通に使用するなら現段階では非常に匿名性が高いため、個人を特定するのは難しいといわれています。そのため、個人情報を隠す必要のある深層webでの取引に使われていることが多いのです。
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「深層web」で見つかった恐ろしい映像
YouTubeでは深層webで発見された恐ろしい動画がUPされています。その中からいくつかご紹介していきますが、ホラーやグロ画像が苦手な人は見ないほうがよいと思います。
意味不明な行動を繰り返すマネキン?
深層ウェブで見つかった怖い動画
ぱっと見たところ普通の女性の顔、と思いきやよくよく見ると作りものっぽい顔で多分仮面でもつけているのではないでしょうか。手にした白い仮面を顔にあてがったり、外したりを繰り返しています。
そして時折手で顔を叩くようなしぐさをしているのですが、この手も骨っぽく見えますが作り物のようです。後半、足も見えますがこちらも作り物。
恐らくベッドの上にある体はマネキンなどの作りもので、人間が仮面をつけて、首から下をカメラから見えないようにして、マネキンのように見せかけて手と頭を動かしているのではないでしょうか。
意味不明な言葉を繰り返していますが、一体何をしたいのか、何を訴えたいのかは不明です。
泣きながらスープを食べている男性
Ray Rayが人を慰める動画【コメ付き】【深層web】
こちらの映像、目線がされていますが何となく東洋人っぽい男性が泣きながら、大きなスプーンでスープらしきものを食べています。
そしてその背後から着ぐるみを着た人物が現れ、慰めるようなしぐさをしているところで終わります。
たったこれだけなら普通にYouTubeにUPされてもおかしくないと思える動画なのですが、
実はこの東洋人らしい男性が食べているスープ、家族の肉を使っているという話があるんです。この家族というのも親だったり、妻や娘だったりと色々な噂が出回っています。また、殺される前の最後の食事だったという話もありますが真相は謎のままで、ネット上で様々な噂が流れています。
そしてこの着ぐるみなんですが、実はrayrayTVというTV局から盗まれたという話も浮上しており、rayrayTVが宣伝目的で作ったのではないかという話があります。
そしてこの映像はいくつか別バージョンが存在しているようです。
幽霊?ホラー映画の寄せ集めのような映像
Vídeo retirado da Deep Web (Video found on the Deep Web)
ホラー映画のワンシーンのような恐ろしい画像や、痛い画像が淡々と流れていく動画です。
ホラー映画のワンシーンといっても眠っている人の体が宙に浮いたり、モナ・リザの絵が恐ろしい形相になったり、化け物のようなものが映し出されたりします。
中盤あたりから、ホラー映画好きな人には「あれ?」と思うシーンが多数出てくるので、もしかしたら最初からホラー映画の不気味なシーンや痛いシーンなどをつなぎ合わせているだけなのかもしれません。
不気味なもの以外にも、指にクギが刺さる、目に針が刺さるとうような痛い映像も紛れています。
使用されているBGMもなんだかチープな感じで怪しさが増していますが、ホラー映画慣れしている人だと、あまり怖いと思うものはないかもしれません。
「深層web」の動画をまとめた動画
TOP | 5 VIDEOS PERTURBADORES DE LA DEEP WEB
こちらの動画は一年くらい前にYouTubeに投稿されたものです。深層webで見つけたという5つの動画を1つにまとめたものです。
一通り見てみましたが、最初は全身黒タイツで仮面をかぶった人物が暗い廃墟のような場所を四つん這いで歩いている所からはじまり、仮面をつけた男性が逃げまどっている様子が映されていました。
2つめは、単純にマネキンを処分するためにバラバラにしているのかと思えるような動画だったのですが、よくよく考えるともしかしたら人のばらし方?とも思えるものでした。おそらく編集しているのでこの動画内では一部分だけUPされているようです。
3つめは何だかわからないうちに終わってしまい、4つめは不気味な形相の女性が、両手に本のような物を持って、何かわめいていました。本のようなものを持つ両手をしきりに上下左右に動かしていて十字を切っているような場面もあったのですが、音声がないため何をしていたのかは不明です。
そしてこの動画で一番不気味なのが最後の動画でしょう。
体を黒いビニールのようなもので覆って、頭は白い布をかぶっています。首のあたりで軽く布を縛っていて、顔は黒いペンで目と口のようなものが描かれており、中にいる人の素顔を見ることができません。
体調が悪いのか、身体が時々びくついていて、そのうち口から何かを吐き出したのか、白い布が汚れていきます。最後には文字の書かれた画用紙をカメラの前に出すのですが…。
この人物が最終的にどうなったのかは不明な状態で映像が終わります。
「深層web」ではゲームも配信されている
深層webではゲームの配布を行っているサイトもあります。YouTubeで深層webで配布されていたゲームの実況動画などがUPされているので、その中からいくつかご紹介しましょう。
『Sad Satan』
Sad Satan Game [ORIGINAL]
深層webで配布されているゲームで最も有名なものと言えばこの『Sad Satan』でしょう。
このゲーム、何かを倒していくというものではなく、とにかく不気味な道を一人で歩き続けるだけという訳の分からないゲームです。ストーリー的なものは皆無といってよいかもしれません。しかし、出てくる道には壁や天井に意味不明な絵や装飾が施されており、不気味さを増しています。
ゲーム中のワンシーンに海外ドラマで有名な「ハンニバル」の映像や、イギリスのNSPCC(全国児童虐待防止協会)などの画像が挿入されています。一応これらの画像がヒントとされていますが、一体どのような関連性があるのかはわかっていません。
しかしNSPCCの画像に映っている「ジミー・サヴィル」という人物が、児童虐待やレイプなどの性犯罪を行っており、ゲームの中で少女と思われるオブジェクトや犯罪中の音声と思われるものが入っているため、性的虐待や児童ポルノに対するメッセージがあるのではないかという説もあります。
そしてさらに不気味なのが、ゲームをプレイするたびにデスクトップに謎のテキストファイルが排出されるという現象です。
深層webでダウンロードしたファイルにはウィルスが仕込まれていることが多いです。このゲームもウィルスでが仕込まれていたのか、それとも単純にプログラムの仕様でそうなっているのかは不明なままです。
Sad Sad Satan
この『Sad Satan』の実況動画がUPされたのとほぼ同時期にYouTubeに『Sad Sad Satan』という動画がUPされています。
こちらの動画もどういう意図で制作されたのか、意味不明なものとなっていますが、殺人をほのめかす動画となっており、『Sad Satan』と関係があるのではないかと噂されています。
『Last Day.exe -666-』
【深層web】 Last Day.exe -666- 【実況プレイ】
『Last Day.exe -666-』はどことなく、ひと昔前の『RPGツクール』のようなゲーム制作ツールで作った雰囲気のあるホラーゲームです。
ホラーゲームにありがちな、びっくり系な画像が出てくるなど、ごく普通のホラーゲームというような感じで、あまりおどろおどろしさなどがありません。
自分の選択によっては途中でゲームオーバーになるようです。
「深層web」には不用意に近づかない!
私たちがごく普通に使っている「表のネット世界」とは違い、通常の方法では覗くことのできない深層webは、少し調べればそこへ行く方法を具体的に教えてくれるサイトもあるため、行くことはできます。
しかし、深層webにあるサイトは健全なサイトばかりではありません。検索されず、監視されないということから犯罪行為を行っているサイトや、法で罰せられるようなものを売り買いしているサイトなど危険なサイトが多く、知らないうちにウィルスに感染してしまうケースも多いです。
深層webのさらに下層には「ダークウェブ」と呼ばれる、犯罪の温床となるような危険なサイトの集まっている層があるといわれています。
深層webの閲覧は自己責任となりますので、ネットやPCに疎い人や知識の乏しい人は安易に足を踏み入れないほうがよいでしょう。

