実は結構高かった!!隕石が人に落ちる確率!!

隕石の落ちる確率



ごくたまに海外で宇宙から落下してきた隕石に当たって亡くなってしまった、というニュースが流れることがあります。普段隕石のニュースはあまり流れないので、滅多に落ちてこないものという認識が強いかもしれませんが、確率でいうと人間が落下してきた隕石に当たって亡くなる確率は、宝くじに当たるよりも高いといわれています。
しかしとても小さな隕石だっただめ、当たっても生存している人もいるんです。
今回はそんな隕石落下の事件の紹介などをまじえつつ、隕石が落下して人が亡くなる確率などについてお話していきます。

隕石とはどんなもののことを指すのか?

隕石
まず隕石の定義についてみていきましょう。隕石は地球の外にある宇宙空間から、地上へ落下した固体のことを指します。しかしこれには宇宙ステーションの残骸のような、宇宙ゴミは含まれません。地球に落下する隕石の大半は、火星~木星の間に数多く存在する小惑星からだといわれていますが、中には火星や月から落下した隕石も発見されています。

隕石には種類がある

一口に隕石といっても、その種類は以下のように細分化されています。

・コンドライト
石質隕石と呼ばれるケイ酸塩鉱物と主な組織成分とする隕石の中でも、「コンドール」という独特の球粒状の構造を持っている隕石です。熱による影響が少ない隕石とされていて、含有されているコンドルールの、「岩石学的な分類」と、「科学的な分類」の2つを組み合わせてさらに細分化されます。一般的には火山活動がない惑星で発生したと考えられ、加熱による形成痕がない鉱物となります。

・エコンドライト
エコンドライトは発見されている数がとても少ない、希少価値のある隕石です。
コンドライトと同じ石質隕石に分類されますが、「コンドリュール」という成分を含んでいない隕石で、組織や鉱物組織などが地球上にある岩石とよく似ていること、そして一度原始的な融解を含んで経て作られていることから、惑星のかけらともいわれることがあります。

・石鉄隕石(せきてついんせき)
この隕石は鉄とニッケル合金、そしてケイ酸塩鉱物で作られている隕石です。地球上に落下するのは非常にまれな隕石で希少価値が高いです。この隕石ができる理由としては、天体同士が衝突したときに発生していると考えられています。

・鉄隕石(てついんせき)
鉄隕石は鉄やニッケル合金で作られている隕石で、「隕鉄(いんてつ)」と呼ばれることもあります。
この隕石は分化してしまった小惑星の金属核から派生したのではないかといわれています。長い年月による風化に強い傾向にあり、古いものでも他の隕石と比較すると、かなり状態がよいことが多いです。地球上に落下した隕石で最大級といわれているものは、そのほとんどが鉄隕石だそうです。

隕石と流れ星の違い

宇宙から落ちてくるというと、「流れ星が落ちたのでは?」と考える人もいるようですが、そもそも隕石と流れ星ではその起源が異なるんです。隕石は宇宙空間を漂っているものがほとんどで、燃え尽きることなく地上に落下します。
それに対して流れ星は「彗星が動いているときにまき散らした物体」がほとんどで、その大きさは最大でも数cmと小さいため、地球に落下した場合でも大気圏で燃え尽きてなくなってしまいます。

過去にあった隕石落下事件

隕石落下事件
あまりニュースで話題になることがない隕石の落下ですが、世界各地で実際に隕石が落下して亡くなった方や、ケガをしたというニュースはあります。
ここからは隕石が人間に落ちる確率のお話の前に、過去の隕石落下事件についてみてみましょう。

世界各地の隕石落下事件

1954年、アメリカのアラバマ州・シラコーガに住んでいるアン・ホッジスさんが、自宅内にあるソファーの上で昼寝をしていたところ、ソフトボールくらいの大きさの黒い岩石が天上を突き破って落下。このときホッジスさんの脇腹に落下したそうですが、大事にはならなかったそうです。

1992年10月に、アメリカ・ニューヨーク州にあるピークスキルという地域で、明るい火の球状の隕石が、注射してあった女性の車を直撃しています。

2007年には、ペルーのとある村に隕石が落下しています。このときは落下時の衝撃で発生したヒ素系のガスにより、村人に健康被害が発生したと訴えるという事件がありました。

最近の隕石落下事件では、2013年にロシアの中部に落下した隕石があります。この隕石は第二次世界大戦中に広島に落とされた原爆の約20~30倍もの衝撃があったといわれており、隕石落下時の衝撃破により建物の窓ガラスが割れるなどの被害があり、その結果住民1,200人がケガをしています。被害総額が約3,300万ドル(日本円で約40億円)にもなり、世界中で話題になっていました。

この他にも1929年には隕石落下で結婚式が中止されたり、1924年には葬儀が中止されたという事件もありましたし、伝聞によって各地で語り継がれている隕石落下事件もあります。

日本での隕石落下事件はある?

メディアで取りあげられるのは、海外の隕石落下事件が多いですが、日本にも隕石は落下しています。そして世界最古ではないかといわれている隕石が、福岡県直方市にある「諏訪神社」に861年に落下したとされている「直方隕石」として奉納されています。

近代で古いものなら1985年に青森県の十和田市、1986年には埼玉県の狭間山氏や香川県の国分寺市・坂出市に落下したという記録があります。比較的新しいものだと2018年9月下旬に、愛知県の小牧市の民家などに落下しているのが確認されています。

意外に国内でも隕石が落ちていることがあるようですが、全国ニュースになるのはまれなようで、地域新聞などで取り上げていることもあるようです。

人間が隕石に当たる確率は高いのか?

世界各地で確認されている隕石ですが、実際に人が当たって亡くなったという事例が少ないこともあって、その確率を出すのは難しいともいわれていますが、確率を計算している学者は多いです。

アメリカの地球科学者が計算した例

2014年にはアメリカのテュレーン大学に在籍している地球科学教授のスティーブン・A・ネルソン教授が隕石に当たる確率について、論文を発表してます。この論文によると、人間が生きている間に極局地的な隕石や小惑星・彗星などに当たって亡くなってしまう確率は「160万分の1」とされています。
ちなみに他の事故に当たる確率は以下のように計算されています。

事故に当たる確率
・自動車事故:90分の1
・火事:250分の1
・竜巻:6万分の1
・落雷:13万5000分の1
・サメに襲われる:800万分の1
・アメリカの宝くじに当たる確率:1億9500万分の1

さらにこの論文では、地球全体に大きな影響を与えることのできる巨大な小惑星・彗星が当たって亡くなる確率は「7万5000分の1」としているんです。
この統計結果を見比べてみると、人間が隕石に当たってなくなる確率は宝くじや火災よりも高いことになります。

天文学者が計算した隕石が人に落ちる確率

天文学者も、隕石が人に当たって亡くなる確率を計算しています。アラン・ハリスという天文学者が人間が生きている間に、隕石などの宇宙からの落下物が当たって死亡する確率を計算しています。こちらの計算では「70万分の1」と、ネルソン教授よりもはるかに高い数値になっています。
落下物が当たったときの衝撃規模が大きければ、それだけ亡くなる確率も高くなるという指摘もありますし、実際に当たっても生存している人もいるので、そのときぶつかった隕石の大きさや衝撃の度合いで亡くなるかどうかの確立は変わるようです。

隕石が人に落ちる確率は宝くじが当たるよりも高い!

宝くじ
隕石とはどんなものなのか、また隕石が落下した事件、そして隕石が人に当たって亡くなってしまう確率についてご紹介しました。
一般にはあまり知られていなくても、天文学者などは宇宙から地球に隕石が頻繁に落下していることを確認しています。規模が小さなものはほとんどが大気圏で燃え尽きてしまうため、ニュースになることが少ない、ということも隕石落下のニュースが少ないという理由にもなるのかもしれません。
宝くじよりも当たる確率が高いとはいえ、その数値を考えると限りなく0に近いともいえるでしょう。

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